たとえば、君の瞳がガーネットだったとして。
そこに映る僕は何色になるんだろう。
たとえば、君の耳がティンパニーだとして。
響く僕の声はどんな音だろう。

君が感じる僕を教えて。
僕が感じられるくらいに。
君が感じる僕を教えて。
何も分からない僕にもわかるように。

知りたい 知りたい 君の全てを
僕の全ての 君の全てを
聞きたい 聞きたい お願い聞かせて
君の聴こえた音を 僕にも

たとえば、君の肌が鮫肌だったとして。
それに触れる僕は愚かに見えるんだろう。
たとえば、君の心が鉛だったとして。
それを開こうとする僕は滑稽なんだろう。

君が抱える傷を教えて。
僕が感じられるくらいに。
君が抱える傷を与えて。
何も感じない僕にも感じられるように。

触れたい 触れたい 君の心に
僕の心と繋ぎ会わせてさ
「泣きたい 泣きたい」 君の叫びを
僕の心で受け止めるから

君が堪える涙を教えて。
僕が拭ってあげるから。
君が堪える涙は要らない。
何も我慢しないで僕に全部‥ 全部‥!

知りたい 知りたい 君の全てを
僕の全ての 君の全てを
そして いつか その小さな手を
握り締めて 歩き出す。

守るよ

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